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クオンテクサ (Quantexa)、クオンコン25 (QuanCon25) で次世代AI意思決定インテリジェンスの新たな展開を発表

英国のAIリーダー企業であるクオンテクサが、クオンコン25でデータとAIの運用革命を活用するための一連の発表を実施

ロンドン発, March 08, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 公共・民間セクター向けの意思決定インテリジェンス (Decision Intelligence) ソリューションのグローバルリーダーであるクオンテクサは本日、自社の年次カスタマー&パートナーエコシステムイベントであるクオンコン25において、プラットフォーム全体にわたる革新的なアップデートと新機能の発表を行った。 ロンドンのタバコ・ドック (Tobacco Dock) で開催された本イベントで、クオンテクサはデータをAIに対応させ、組織内のサイロを解消し、AI時代における意思決定の変革を支援するという継続的なコミットメントを強調した。

新たな意思決定インテリジェンスの時代

クオンテクサの変革を支える核心ともいえる意思決定インテリジェンスプラットフォームでは、コンテクスチュアルファブリック (Contextual Fabric) を活用し、顧客に次のような支援を提供している。

  • 業界最先端のエンティティ解決およびグラフ技術を活用し、断片化されたデータを統合
  • 重要なコンテキスト情報でデータを強化し、データのつながりや関係が組織にどのような影響を与えるかを現実世界の視点で可視化
  • 組織全体でコンテキスト分析を実行し、生成AIの活用を強化しながら、より賢明で変革的な意思決定をあらゆるレベルで推進

クアンテクサ最高製品責任者 (CPO) であるダン・ヒギンズ (Dan Higgins) はまた、新たな意思決定インテリジェンスプラットフォームの以下のような機能を発表した。

  • 高度な言語パーサー: 日本語などの非ラテン文字スクリプトをサポートし、今後は中国語やアラビア語にも対応予定。組織が多言語データを容易に処理できるよう支援。
  • スケーラブルなナレッジグラフ: 10億以上のノードを接続可能で、潜在的なリスクや成長機会に関する深い洞察を提供。
  • リアルタイムエンティティストリーミング: 大規模データストリーミングを活用し、不正検出、顧客確認 (KYC)、マスターデータ管理 (MDM) 向けに最新のインサイトを提供。
  • 強化されたユーザーエクスペリエンス: 改良された検索・ローカライズインターフェースにより、ユーザーが母国語でプラットフォームと対話できるようになり、オンボーディング時間の短縮とエンゲージメントの向上を実現。

ヒギンズ氏はまた、2025年に導入予定の重要なプラットフォームの革新についても先行発表を行い、以下の内容を紹介した。

非構造化データおよび拡張データフォーマットのさらなる対応

  • 新しい自然言語処理 (NLP) パイプラインが、大規模な非構造化データを複数の言語で管理・分析可能に。
  • 内部文書から抽出されたコンテキストインサイトが、インテリジェンスレポート、オープンソースインテリジェンス (OSINT)、ニュースコンテンツを含む非構造化データを統合。
  • 知識蒸留およびファインチューニングを活用する能力により、超大規模LLMの性能を小規模なローカルモデルと同等の効率性で提供。

新たなワークフローおよびケース管理機能

  • 新しいエンドツーエンドのワークフロービルダーが、一貫性、追跡性、コラボレーションを強化し、意思決定プロセスを向上。
  • プロセスを合理化する能力により、データ管理、エスカレーション判断、不審行為報告 (SAR) 提出、クレーム処理などのユースケースに対応。
  • 厳格に規制された環境向けに設計され、アラート機能およびレポート作成機能を強化。

データ管理の革新

  • 従来の手法から進化し、信頼性が高く最新で、普遍的にアクセス可能なデータを提供する現代的なコンテキストファブリックへ移行。
  • AIを活用した品質評価と、重要なソースデータに対する自動ルート原因分析を実現。

具体的なビジネスインパクトの提供

クオンテクサは、自社の投資収益率 (ROI) を評価するため、業界を代表するアナリスト企業フォレスターと共同で、銀行、保険、通信、公共セクターにわたる多様な顧客ポートフォリオを対象にトータル・エコノミック・インパクト (Total Economic Impact) 調査を実施した。 この調査により、クオンテクサの意思決定インテリジェンスプラットフォームが各ユースケースで測定可能なメリットをもたらしていることが明らかになった。その主な成果は以下の通りである。

  • 約800万米ドル (約11億8,282万円) のデータ管理効率の向上によるコスト削減。
  • 約1,500万米ドル (約22億1,721万円) の業務効率化。
  • 1,900万米ドル超 (約28億847万円) のリスク低減およびコンプライアンスコスト削減。

クオンテクサの創業者兼CEO、ヴィシャル・マリア (Vishal Marria) は以下のように述べている「これらの結果は、データが信頼でき、コンテキストを持つと、AI時代においてより優れた意思決定を促し、企業の収益に大きな影響を与えることを示しています」。

AIおよびクラウドソリューションによる新たな展開

クオンテクサの意思決定インテリジェンス分野でのリーダーシップをさらに確固たるものにする2つの重要な発表が行われた。

  • Qアシスト (Q Assist) :信頼できるデータへのアクセスを民主化し、意思決定を支援し、最前線のチームにリアルタイムのインサイトを提供するコンテキスト認識型生成AIソリューションスイートであり、2025年4月にアーリーアクセス (Early Access) として提供開始予定。
  • クオンテクサ・クラウド (Quantexa Cloud) :ネイティブSaaS業界向けソリューションの包括的なスイートであり、クオンテクサ・クラウドAMLオン・マイクロソフト・アジュール (Quantexa Cloud AML on Microsoft Azure) の提供開始とともに、カスタマー・プレビュー (Customer Preview) として利用可能。 この革新的なソリューションは、米国の地域銀行や中規模銀行と緊密に協力して開発され、マネーロンダリング対策 (AML) ワークフローの効率化と近代化を実現し、より迅速な価値創出とコンプライアンスの強化を支援する。
  • クオンテクサの最高技術責任者 (CTO)、ジェイミー・ハットン (Jamie Hutton) は、ライブデモを通じて、これらのソリューションが金融犯罪の検出やオペレーショナル・インテリジェンス (Operational Intelligence) の変革をどのように実現するかを紹介し、分散したデータソースを統合して実用的なインサイトへと変換する仕組みを強調した。

戦略的パートナーシップの強化

クオンテクサは、マイクロソフトとの提携強化についても強調し、この協力関係により、アジュール・マーケットプレイス (Azure Marketplace) 上で業界を変革するソリューションが提供されてきた。 主な取り組みとして、以下が挙げられる。

  • クオンテクサ・ユニファイ・ワークロード・フォー・マイクロソフト・ファブリック (Quantexa Unify Workload for Microsoft Fabric) のパブリックおよびプライベートプレビューの提供開始により、組織がデータ品質を向上させ、統合されたスケーラブルなプラットフォームでサイロを解消できるようにする。
  • HSBC、ノボバンコ (Novobanco)、RSAを含む主要顧客の成功事例が紹介され、これらの企業がマイクロソフトおよびクオンテクサの技術を活用し、データおよびAIの変革を加速していることが示された。

今後の展望:Qラボ(Q Labs)のローンチ

クオンテクサは、Qラボの正式ローンチについて詳述し、画期的なアイデアを加速させ、概念から商業化までの道筋を提供する専用ハブとしての役割を強調した。これには、新興技術の探求、製品イノベーションの促進、複雑な顧客課題の解決が含まれる。

現在、Qラボでは複数の革新的なプロジェクトが進行中であり、その内容は以下の通りである。

  • シミュレーション・ラボ (Simulation Lab) :企業が重要な意思決定を行う前に、現実世界のシナリオをモデル化できるよう支援。
  • サプライチェーン・インテリジェンス (Supply Chain Intelligence) :AIを活用し、よりスマートで強靭なサプライチェーンを構築。

プロダクト・イノベーション責任者であるパルサ・ガッファリ (Parsa Ghaffari) は以下のように述べている。「エンジニアリングおよびGTM (市場参入戦略) 部門と密接に連携し、画期的なアイデアを現実の影響へと変え、顧客やパートナーがこれまで以上に迅速に次の大胆な一歩を踏み出せるよう支援しています」。

パートナーの功績を称える

同社は、主要な戦略的パートナーを称える時間を設けた。 本イベントでは、イノベーション・パートナー・オブ・ザ・イヤー (Innovation Partner of the Year) 賞が、先進的なアプローチにより画期的な生成AIソリューションを推進したアクセンチュア (Accenture) に授与され、グロース・パートナー・オブ・ザ・イヤー (Growth Partner of the Year) 賞が、協力関係を通じてクオンテクサのグローバル展開を大きく拡大させたKPMGに授与された。 クオンテクサは、今年のクオンコン25に、スポンサー・パートナーであるPWC、マイクロソフト、データブリックス (Databricks)、ムーディーズ (Moody’s)、ダン・アンド・ブラッドストリート (Dun & Bradstreet) を迎えられたことを大変嬉しく思うと表明した。

クオンコン25のオンデマンド視聴は、https://www.quancon.com/にアクセスされたい。

クオンテクサについて
クオンテクサは、AI、データ、分析ソフトウェアのグローバル企業であり、意思決定インテリジェンスのパイオニアとして、組織がコンテキストに沿ったデータを用いて信頼できる業務上の意思決定を行えるよう支援している。 AIにおける最新の進歩を利用し、クオンテクサの意思決定インテリジェンスプラットフォームは、サイロ化されたデータを統合し、最も信頼できる再利用可能なリソースに変えることにより、組織が隠れたリスクや新たな機会を発見できるよう支援する。 顧客ライフサイクル全体にわたり、データ管理、顧客インテリジェンス、KYC、金融犯罪、リスク、詐欺、セキュリティなど、主要な課題を解決する。  

クオンテクサ意思決定インテリジェンスプラットフォーム (Quantexa Decision Intelligence Platform) は、従来のアプローチよりも精度が90%以上向上して、分析モデルの解決が60倍高速になり、運用パフォーマンス向上が可能となる。 独立委託されたフォレスターTEI (Forrester TEI) が実施したクオンテクサの意思決定インテリジェンスプラットフォームに関する調査によると、顧客は3年間で228%のROIを達成した。 2016年に設立されたクオンテクサは、現在800人以上の従業員と数千人のプラットフォームユーザーを擁し、世界中の何十億件もの取引とデータポイントを扱っている。  

報道担当者向け問い合わせ先 

担当者:ステファニー・クリスプ (Stephanie Crisp)、ファイト・オア・フライト (Fight or Flight)   

電子メール: Quantexa@fightorflight.com 

または 

担当者:アダム・ジャッフェ (Adam Jaffe)、企業マーケティング担当上級副社長 (SVP of Corporate Marketing)   

電話:+1 609 502 6889 

電子メール: adamjaffe@quantexa.com  


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